発達障害と向き合う
皆さんは、「発達障害」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
最近になって、言葉自体はやっと知られるようになってきましたが、その特性については、まだまだ知られていない部分が多くあるように思います。
そもそも、発達障害なんて自分とは無関係のもの、と考えている方も多いと思います。私自身、数年前までは、関心をもって考えたり、知ろうとしたことはありませんでした。
私が積極的に理解しようと思ったのは、夫が発達障害だと診断されたことがキッカケでした。
この記事で私が一番伝えたいことは、発達障害が決して特別なものではなく、その特性を知らないがために差別や偏見を持たないでほしい、ということです。
もしかしたら、皆さんの身近な方、例えば職場で一緒に働いている方たちの中にも、発達障害で悩んでいる方がいるかもしれないのです。
わたしの夫の場合も、職場での度重なるミスが原因で、うつ病になり、心象内科を受診したのが最初でした。幸いにも、発達障害を専門にしている医師がいる病院だったため、診察をしてもらい、夫の場合は【ADHD(注意欠陥多動性障害)】と診断されました。
発達障害と言っても、その中には分類があり、さらには皆が皆、同じ特性を持っているわけではないため、一括りにはできません。
この中のどれか一つという場合もありますが、複数(例えばASDとADHD)持ち合わせている場合も珍しくないそうです。それに、症状の重さでも、人それぞれ違ってきます。
今後、ADHDについて、夫と接してきた中で感じた特性や対処法を、私なりに書いていきたいと思います。